開業するなら都会?それとも地方?-開業医のやりがいとは

開業の第一歩は都会を選択

都会での新規開業にハコモノ物件の高さは否めません。交通至便など条件の良さに比例して賃貸料は高額です。しかしながら患者が多く集まる場所での開業メリットは計り知れません。開業の近道、それは最新鋭医療機器・優秀なスタッフの集まる大学病院や総合病院にて研鑽を積むしかありません。刺激を受けながら自身の専門分野を極め、開業してからのイメージを昇華すれば自ずとやりがいが見出せます。開業を決めたら優秀な経営コンサルタントを見つけ、プロの助言を受けながら人材面を含めて経営理念を確立、軌道に乗せていきます。経営安泰こそが本来のやりたい医療を邁進する近道なのです。
都会に医院を構えれば稀有な症状を抱えた患者がやって来る確率は高く、自身の治療経験が即実践できます。複雑なものも懇意にしている医師や病院と即連携しながら対応できる、これは都会ならではです。身近なところから近似症例の紹介・治療法など具体的なアドバイスを間髪入れず享受でき、目の前の患者を救えれば医師冥利に尽きます。刻一刻と変化する医療に自らの手が携わっている実感が持てるのも都会にいるからこそでしょう。

田舎にI・Uターンして開業も良し

専門医が限られた田舎では開業医の力量が問われます。しかしながら医師本来の能力プラス人間としての資質も大いに発揮できる場でもあります。分刻みのスケジュールに管理されることもなく、「3分診療」にならない・患者の話す言葉に耳を傾ける事こそ医師以上に実は田舎で暮らす人が望むものです。患者の言葉の奥に秘められているものを引き出し、長期に付き合っていくことは急を要する医療ではないですが心身の健康には重要です。様々な高度医療をすぐに提供できない地だからこそ、未病で健康に過ごす一助は医師の使命・やりがいでもあります。
訪問診療はもちろん、日頃から住民と職・住が近しいことを武器に医療嫌いの人を健康診断等に招くきっかけも随所に作れます。ここで病気が見つかれば医師としての役目を果たせます。田舎ならではのリフレッシュする場面は沢山あり、心身健康な医師だからこそより余裕を持って患者に接することができます。医師を目指した原点に戻り、誰にも真似出来ないやりがいを見出せるのは田舎の医療現場ならではです。